2009年6月 紫陽花(なぜどんどん色が変わっていくか?)

紫陽花は古くから日本にも自生していた植物だ。その自生種の種類の代表がヤマトアジサイである。紫陽花といえば梅雨の頃の、緑から薄い青にかわる姿が印象的だが、あれは花の色を構成している物質の中の葉緑素(緑)やカロチノイド(黄色)が分解したあとに残されるフラボンのせいである。やがて葉が茂ってくると、光合成で糖分が作られこれが花にまわって赤くなる。そして、最後は細胞液の酸でマグネシウムが分解しカリウムと結合して紫色になるのである。