2011年2月今月の電材コラム

CATV(ケーブルテレビ)
共同CATV受信での課題

マンションや集合住宅などの共同受信施設(設備)にCATVを利用している場合があり、ここでは、共同CATV受信と呼んでいます。
共同CATV受信では、CATV事業者との有料放送の視聴契約が無い場合であっても、全世帯がCATV経由で受信することになります。この為、地上デジタル放送をトランスモジュレーションで放送している場合は、有料の視聴契約をしなければ、地上デジタル放送に移行できないという大きな障害が発生します。

例え、パススルー方式であったとしてもは障害があります。それは、やはりBSデジタル放送がトランスモジュレーションとなっているためです。本来のBSデジタル放送は、BSアンテナの設置によって無料で視聴することが出来ます。しかし、共同CATV受信でBSデジタル放送を視聴するには、有料の視聴契約をして、専用のチューナーをレンタル(又は買取)して視聴する必要が出てきます。しかも、BSデジタルは、専用チューナーのみの視聴になるため、ハイビジョンレコーダーでの録画や複数台のテレビでの視聴が出来ません。さらに、地上デジタル機器の多くは、衛星を使ったアップデート機能が必要であったり、一部の機種で電子番組表が見れなくなる等の課題が発生します。