2011年6月今月の電材コラム

地上デジタル放送の案内

分配器とは(スプリッター、ディバイダー)

分配器とは、同軸線を複数に分配するものです。したがって、電力も分けら
れてしまいますので、必ず、電力が分配数以下、つまり2分配なら-3dB以下
になります。
通常の2分配器は-4dB程度です。もし、この損失を改善することが出来れば、
ブロックノイズや不安定な受信だったのが、安定して受信できるようになる
程度のレベルです。(状況にもよります)
つまり、分配数は「なるべく少なくする」ことが大原則です。例えば、将来
の機器の増加に備えて分配数の多い分配器を検討される方もいらっしゃると
思いますが、受信が不安定なようであれば、分配数を減らすことを考えた方
が良いでしょう。また、レコーダーのチューナー部に分配器が内蔵されてい
る場合も多いので、レコーダー内蔵の分配器を積極的に使用するのも良いで
しょう。

分配器と分波器の違い

分配器は、電力を分配するものですが、分波器は、周波数の違うものを分け
る働きをします。例えばVHF/UHFの分波器は、VHFUHFの混合された信号を
フィルタによって周波数を分けてから、出力します。したがって、同じ周波
数の電波を分けるのではないので、原理的には、分配器のように電力が劣化
しません。(ただし、実際はフィルタの特性によって、電力が劣化します。)