2012年5月今月の電材コラム

地上デジタル放送の案内
衛星放送の弱点・問題点

衛星放送全般の弱点
• 使用電波帯域がSHF波であるがために、受信世帯周辺もしくは送信施設周辺において、大雪や大雨などの荒天で電波が遮られやすい(特にkuバンドで起きやすい。一方、Cバンドは荒天による影響はほとんど受けない)ため、受信障害のリスクが大きくなる点である。

これが一部で言われていた「衛星放送が地上波放送を駆逐する」論の破綻の大きな原因の1つになった。ただし、それもBSではデジタル放送開始により、降雨荒天用のノイズに強い送信を行い、画質が低下しながらも内容を確認できる、降雨対応放送を実施できるようになっているので、ある程度克服していると言える(画質は地上デジタル放送のワンセグに近い)。

たとえば、一年のうち完全に衛星放送が受信不能になることは、合計しても1日以下であり、地上波よりは劣るものの、安定した放送を実現している。